![[写真=アシアナ航空]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/11/20250211115433615731.jpg)
アシアナ航空が昨年、旅客需要の回復による歴代最大の売上にも、大韓航空との企業結合過程で発生した一回性費用で、営業利益が前年対比大幅に減った。
アシアナ航空は国際会計基準の別財務諸表基準で、昨年の営業利益が前年対比84.5%減少した622億ウォンを記録したと10日、明らかにした。
売上は7兆592億ウォンで、8.1%増えた。 旅客需要の増加による史上最大の売上だ。 ただ、整備投資の拡大、マイレージなど大韓航空との会計基準の一致化、高機齢航空機の返却など、一回限りの費用が多く発生し、昨年の営業利益を大幅に引き下げた。
年末に急騰した為替レートで外貨換算損失が4282億ウォン発生し、当期純損失も4785億ウォンを記録した。 事業別に見れば、旅客事業の売上は前年対比10%増加した4兆6464億ウォンを記録した。
アシアナ航空はポストコロナ時代を迎え、国際線全路線の供給を積極的に拡大したことがある。 米州シアトル、スペインのバルセロナ、トルコのイスタンブール増便およびサンフランシスコ航空便の追加運航が代表的だ。 この他にもアテネ、メルボルン、シェムリアップ、ニャチャン、コタキナバルなど顧客選好の高い路線に不定期便が運航された。 アシアナ航空は円安現象や日本の小都市再訪問のトレンドを反映し、熊本や旭川路線を再運航したりもした。
貨物事業部門は中東地域の地政学的危機で、海上供給が制限された地域にチャーター機と追加貨物機を供給し、その結果、売上は1兆7195億ウォンで、前年対比7%増加した。
アシアナ航空関係者は“大韓航空との企業結合過程で会計基準一致、高機齢航空機の返却などで、一回性費用が発生した”とし、“今年は大韓航空との企業結合以後の初年度で、購買統合など運営効率化を進行し、安全運航のための活動も進行する計画”と明らかにした。
続けて“旅客・貨物需要の市場変化に柔軟に対応して収益基盤を拡大し、高効率航空機の導入と路線多角化を通じて競争力を高める”とし、“大韓航空と統合が完了する以前にも安全運航のための投資を持続する”と付け加えた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。