![[写真=HJ重工業]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/10/20250210141132448751.jpg)
HJ重工業がHライン海運から1万8000㎥級のLNGバンカーリング船1隻を1271億ウォンで受注し、今年初の受注に成功したと10日、明らかにした。 2014年に日本NYKから受注した世界初の5100㎥級LNGバンカーリング船に続く快挙だ。
HJ重工業が受注した船舶は長さ144m、幅25.2m、深さ12.8mで、LNGを燃料として使用する船舶に1回最大1万8000㎥のLNGを供給できる超大型LNGバンカーリング船だ。
国際海事機関(IMO)から認証を受けた独立型LNGタンク2基が搭載され、エコ燃料であるLNGと船舶用軽油を一緒に使用できる二重燃料(Dual Fuel)推進システムを通じ、安定性と運航効率を確保しながらも炭素排出量を効果的に減らすことができる。
LNG推進船は一般的に陸上LNG貯蔵タンクを通じて燃料の供給を受けるが、Ship-to-ship方式のLNGバンカーリング船を利用すれば、接岸なしに海上で直接LNG燃料の供給を受けることができる。 LNGバンカーリング船が「海の上のガソリンスタンド」と呼ばれる理由だ。
HJ重工業は2017年、世界初の汎用5100㎥級LNGバンカーリング船である「ENGIE Zeebrugge」号を引き渡し、技術力を立証した。
HJ重工業のユ·サンチョル代表は“グローバルLNG需要と供給が増え、LNGバンカーリング船市場も持続的に成長するだろう”とし、“朝鮮宗家の名声にふさわしいエコ・高付加価値船建造技術力を蓄積し、市場で超格差競争力を確保することに注力する”と述べた。
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