半導体好調で生産が伸びたが、消費は3年連続急減…設備投資は上昇転換へ

  • 産業活動動向…12月生産2.3%↑、消費0.6%↓・設備投資9.9%↑

  • 年間生産1.7%↑・小売2.2%↓・投資4.1%↑…建設既成4.9%減

ソウル市内の衣類商店の様子、写真連合ニュース。
[写真=聯合ニュース]
昨年、半導体生産が好調を見せ、韓国の全産業生産が1年前より拡大したものの、消費指標は3年連続後退している。設備投資は上昇の流れに転じたが、建設不振は深刻化している。

統計庁が3日に発表した2024年12月および年間産業活動動向によると、昨年の全産業生産(季節調整・農林漁業除外)指数は113.6で前年比1.7%増えた。半導体を中心に生産が増え、鉱工業生産が4.1%増えた影響が大きい。

一方、サービス生産は昨年1.4%増にとどまった。卸小売業で前年比2.2%減の影響が大きい。サービス生産は、2020年(-2.0%)の逆成長以来、最も低い水準の増加傾向を示した。

小売販売は1年前より2.2%減った。2022年から3年連続で小売販売が減っていることで関連統計作成以来最も長い不振を記録し、2003年(-3.2%)以後最も大きな減少傾向を記録した。

設備投資は1年前より4.1%増加した。2023年(-4.9%)減少して以来、反騰に成功したのだ。国内機械受注も1年前に比べて1.2%増え、上昇転換した。

一方、建設既成は4.9%減った。2021年(-6.7%)以降、最も大きく減少したのだ。土木(1.8%)は増えたが、建築(-6.9%)の工事実績が減った影響が大きい。建設受注は鉄道・軌道などの土木(‐1.9%)から減ったが、住宅などの建築(11.8%)から受注が増え、前年比7.2%増加した。

昨年12月の全産業生産は前月比2.3%増加した。鉱工業(4.6%)とサービス業(1.7%)の生産が増え、4ヵ月ぶりに上昇に転じた。

小売販売は前月比0.6%減少した。化粧品などの非耐久財(1.0%)で販売が伸びたが、乗用車や家電製品などの耐久財(‐4.1%)、娯楽・趣味・競技用品などの準耐久財(‐0.6%)で販売が減少した影響が大きい。

投資は3カ月ぶりに上昇転換した。設備投資は、その他運送装備などの運送装備(39.1%)、精密機器などの機械類(1.9%)で投資が全て増え、前月比9.9%増加した。

7ヵ月間マイナスを記録していた建設既成は1.3%増加した。土木(-10.9%)で工事実績が減ったが、建築(5.9%)で工事実績が増えたためだ。

現在の景気状況を示す同行総合指数の循環変動値は、前月対比横ばいの97.6を記録した。今後の景気局面を予告する先行総合指数の循環変動値は0.2ポイント下落した100.6を示した。

統計庁のコン・ミスク経済動向統計審議官は、「昨年12月、生産部分の増加が大きいが、支出の方が減少を示した。生産が増えるのに支出が追いつかない年間の流れと似ている」とし、「建設機性が上昇転換しただけで全般的に回復したとは言い難い」と見通した。

また「同行総合指数が今月横ばいした中で底を固めるのか見守らなければならない」とし「先行総合指数は微弱に横歩しているが、景気心理指数が大幅に下がった影響を示した」と説明した。
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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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