[CES 2025] LGイノテックのムン·ヒョクス代表"ビッグテック向けFC-BGA量産に突入…ヒューマノイド協力も期待"

[写真=LGイノテック]
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LGイノテックがグローバルビッグテック顧客確保に成功し、本格的にFC-BGA(フリップチップボールグリッドアレイ)の量産に入った。

LGイノテックのムン·ヒョクス代表は8日(現地時間)、米ラスベガスで開かれた世界最大家電・IT展示会「CES 2025」LGイノテック展示館で記者団に対し、“昨年12月、慶尚北道亀尾(グミ)4工場でグローバルビッグテック企業向けFC-BGAの量産に入った”とし、“他のグローバルビッグテックとも開発協力を推進している”と述べた。

LGイノテックは2022年、市場進出6ヵ月ぶりに亀尾第2工場のパイロット生産ラインを活用し、ネットワークおよびモデム用FC-BGA基板とデジタルTV用FC-BGA基板の量産に成功した。 さらに同年、LG電子から亀尾第4工場を買収し、FC-BGA新規生産ラインを構築し、今回の量産も亀尾新工場で開始した。

ムン代表は“AI・サーバー用などハイエンドFC-BGA市場にも段階的に進入し、FC-BGAを兆単位事業として育成していく”とし、“FC-BGAなどAI・半導体新事業育成を通じ、均衡ある事業ポートフォリオを構築し、中長期成長動力を確保していく”と強調した。

特に、LGイノテックは亀尾第4工場を業界最高水準のAI/自動化工程を備えた「ドリームファクトリー」として構築し、市場攻略に速度を上げている。 このようなデジタル製造革新で、FC-BGA工程時間を短縮し、収率を引き上げるという戦略だ。

ムン代表は“スマートファクトリーは収率をはるかに高め、技術と価格競争力を同時に備えられるようにする差別化要素”とし、“今後、持分投資、M&AなどFC-BGA関連外部協力方案も積極的に模索し、市場攻略を加速化していく”と述べた。

フジカメラ総合研究所によると、グローバルFC-BGA市場の規模は、2022年の80億ドル(約11兆6912億ウォン)から2030年には164億ドル(約23兆9669億ウォン)へと、2倍以上拡大する見通しだ。
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