「所得1分位10人中7人が貧困脱出」…統計庁初の所得移動統計発表

資料統計庁
[資料=統計庁]

2017年、所得下位20%の1分位だった人10人のうち7人は、2022年までに1分位区間から抜け出し、貧困脱出に成功したことが分かった。 

韓国統計庁は18日、このような内容を盛り込んだ「2017~2022年所得移動統計」の結果を発表した。 

個人の所得階層の移動水準を把握できる指標である今回の統計は、政府の躍動経済実現のための核心課題である社会移動性改善と脆弱階層の支援政策を後押しするために今年初めて発表された。約1100万人の大規模標本を対象に労働市場で個人が稼ぐ所得(勤労および事業所得)の移動性現況と特性などを分析したことが特徴だ。

今回の統計を見ると、相対的移動性の側面で2022年を基準に前年対比所得分位の上昇や下落を経験した比率は34.9%と集計された。上方移動した人は17.6%に下方移動した人(17.4%)より小幅多かった。

また、2022年の所得金額が前年より増加した人は64.4%、下落した人は32.9%だった。前年対比所得が10%未満上昇した人が22.0%で最も多い割合を占めた。

2017年所得1分位に属した人のうち、2022年までに1分位から脱出した人は68.7%であり、女性よりは男性が、老年層よりは青年層が1分位から早く抜け出すことが分かった。 

同期間、全般的な上向移動性は所得分位が増加するほど低くなった。下方移動性は3分位が最も高く、5分位が最も低かった。

イ・ヒョンイル統計庁長は「所得移動統計を通じて社会移動性の現況と原因を分析し、これを土台に汎政府次元の政策課題を発掘できるよう支援する予定」とし「所得移動統計は変化する政策環境にともなう追加行政資料連係および政策効果分析などを通じて統計データ基盤政策樹立に寄与するだろう」と明らかにした。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。
* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기