ポスコインターナショナル、オーストラリアのガス処理施設1号機の試運転に突入…天然ガス3倍増産の目標に巡航

[写真=ポスコインターナショナル]
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ポスコインターナショナルが子会社のセネクスエネルギーを通じた増産計画を順調に履行し、オーストラリア天然ガス事業拡張の結実を結んでいる。

ポスコインターナショナルはオーストラリアのクイーンズランド州にあるセネクスエネルギーのアトラスガス田で、ガス処理施設1号機の完工を記念するイベントを開催したと25日、明らかにした。

ポスコインターナショナルは2022年、ハンコックと共にセネクスエネルギーを買収し、天然ガスの年間生産量を従来の20ペタジュール(PJ)から60ペタジュールへと3倍まで拡大するという計画を発表している。 60ペタジュールの天然ガスはLNG約120万トンを生産できる物量だ。

セネクスエネルギーは、オーストラリアのエネルギー需要が密集している東部に位置し、地域に安定的なエネルギー供給のための重要な役割を果たしている。 オーストラリア連邦政府の競争消費者委員会は6月に発刊した「東オーストラリアガス市場報告書」を通じ、早ければ2027年から内需ガスの供給不足に直面する可能性があると見通した。

セネクスエネルギーは増産ガスに対し、昨年、8つの購入者と151ペタジュール規模の最大10年長期ガス供給契約を締結し、増産後の収益性を確保すると同時に、内需ガス供給不足の解決に乗り出している。

今回、試運転に突入するガス処理施設はガス販売に欠かせないインフラで、生産された天然ガスは不純物を除去して高圧で圧縮した後、ガス輸送管を通じて東オーストリア発電所や都市ガスなどに販売される。

特に、今回のガス処理施設1号機の完工は、増産開発プロジェクトが計画通り安定的に進められていることを示す重要な道しるべだ。 セネクスエネルギーは、2025年末までに増産開発の完了を目標に、280孔の生産・掘削、ガス処理施設3基およびガス輸送管の建設などの作業を行っている。

ポスコインターナショナルは来年第2四半期までにガス処理施設1号機と連携したガス輸送管の試運転を完了し、順次増産ガスの販売に乗り出す計画だ。 また、2025年下半期にガス処理施設2号機と3号機を稼動し、増産計画を支障なく履行する方針だ。

会社は増産開発が計画通り完了する2026年からは東オーストリア地域の内需ガス需要の10%を超える規模に供給が拡大するものと見込んでいる。
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