ポスコインターナショナル、ISCC国際認証の取得…パーム事業の持続可能性強化

[写真=ポスコインターナショナル]
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ポスコインターナショナルはインドネシアのパーム事業法人であるPT.BIAがパーム廃油に対するISCC EUとISCC CORISIAの国際認証を同時に取得したと24日、明らかにした。 パーム廃油はパーム油の搾乳過程で発生するパーム廃水(POME)から回収されたオイルだ。

ポスコインターナショナルはこれまで国際エコパーム認証(RSPO)を基盤に、国際社会の環境的責任と持続可能性の要求に合わせてパーム事業を推進してきた。 同社は今回に2件の国際認証を追加で獲得し、エコビジネスへの成長をさらに確実にすることができるようになった。

今回獲得したISCC EU は、欧州連合の再生可能エネルギー指針に従い、バイオマスを活用したバイオ燃料生産の持続可能性を確保するグローバル認証である。 韓国から欧州市場へバイオ燃料及び原料を輸出するためには義務付けられている。 特に、欧州連合は再生可能エネルギー源としてバイオ燃料の重要性を強調しながらも、生産過程で環境破壊を最小化するための努力を厳格な基準で評価しており、今回の認証獲得の意味は非常に大きい。

ポスコインターナショナルは今回、ISCC EU国際認証を成功的に受けることになり、EU市場事業拡大のための販売先多角化の機会も得られるものと見ている。

ポスコインターナショナルは今回、ISCC CORSIA認証も同時に取得した。 これは国際民間航空機関(ICAO)の国際航空温室効果ガス排出削減のためのプログラムにより、航空燃料の持続可能性を保障する認証制度だ。

会社は最近、国際航空産業で炭素排出削減に対する関心が高まっている中、持続可能航空油(SAF)生産のための原料供給資格を備え、航空燃料市場に進出すると同時に、航空産業の炭素中立履行目標にも寄与できると期待している。

ポスコインターナショナル関係者は“ISCC EUおよびISCC CORSIA認証取得を通じ、パーム廃油の付加価値を高く評価されるようになった”とし、“これを通じてヨーロッパ連合と国際航空産業での成長機会を極大化し、世界的な競争力を備えた持続可能なパームオイル会社として位置づけられていく計画だ”と伝えた。
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