LGユープラスのファン·ヒョンシク社長が、全社構成員にAX(人工知能転換)カンパニーに成長するための基本として品質の重要性を強調した。
LGユープラスは16日、全社役職員を対象にタウンホールミーティングを開き、AXカンパニーに成長するための戦略を職員たちと共有したと17日、明らかにした。
今回のタウンホールミーティングは「AXカンパニー加速化のためのU+未来戦略」を主題に進行された。 LGユープラスは今年、「Growth Leading AX Company、AI転換で顧客の成長を導く会社」という新しいスローガンを前面に出し、AXカンパニーへの革新を加速化している。
この日、ファン社長は“顧客に認められるAXカンパニーに成長するために最も基本になるのは結局品質だ”とし、“いかなる革新的なAI技術も品質が後押しされなければ、真の顧客感動を作り出すことはできない”と強調した。
続けて“AI技術が発展し、顧客の期待心理もますます高まる環境で、基本となる品質の重要性は大きくならざるをえない”とし、“顧客が認めて変化を体感できるAXサービスを披露できるよう、基本から用意していこう”と述べた。
ファン社長のメッセージは最近、多くの企業のAI(人工知能)技術競争が激化している状況で、速度競争だけに重点を置いて最も基本となる顧客価値を逃さないという意味と解説される。
ファン社長は昨年末には色々な組織に散在している顧客関連機能を集めた顧客経験革新センター(CXセンター)をCEO直属組織として新設し、今年3月にはソウル麻谷に統合管制センターを構築し、商品およびサービス品質関連事案をひと目でモニタリングできるシステムを作った。 また、ファン社長の主宰で毎月「品質革新セッション」を開き、顧客関連の品質指標を管理している。
一方、同日のミーティングで、LGユープラスは発売を控えている通話AIエージェントサービス「ixi-O」の開発現況とストーリーも構成員らと共有した。
LGユープラスは年内発売を目標に、ixi-Oの開発に集中している。 最近LGユープラスのオフライン体験空間と一部大学などに体験ゾーンを作り、一部機能を顧客に披露した。
ファン社長は“体験ゾーンを通じてixi-Oを経験した8000人余りの顧客フィードバックを徹底的に分析し、サービスに反映しなければならない”とし、“顧客ペインポイントを細分化し、優先順位を決めて品質確保に努めてほしい”と述べた。
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