SKイノベーションがSKIET、延世大学研究陣との共同研究を通じ、費用は下げ、性能は画期的に高めた次世代炭素捕集分離膜技術を開発した。
SKイノベーションは1日、自社とSKIET R&Dセンター、延世大学・化工生命工学のキム·ジョンハク教授研究チームが共同研究した次世代炭素捕集分離膜の研究論文が国際学術誌「ジャーナル・オブ・メンブレンサイエンス(JMS)」に掲載されたと明らかにした。
JMSは分離膜分野の最高学術誌で、世界的な化学工学研究陣の論文を掲載している。
共同研究陣が開発した技術は、分離膜素材に有機物だけを活用した点が特徴だ。 学界では分離膜の気体透過性能を高めるために無機物を添加する研究が活発に行われている。
反面、今回の研究では髪の毛の太さの500分の1程度である200nmの厚さで有機物を均一にコーティングする薄膜コーティング技術と研究陣が独自開発した有機物添加剤のシナジー効果で、無機物なしにも高い透過度の分離膜を製造することに成功した。
共同研究陣が開発した炭素捕集分離膜は透過度が高いだけでなく、製造費用も低いため、大量生産と商業化に有利だ。 今回の研究成果を基に、SKイノベーションはSKIETと炭素捕集分離膜技術の開発を加速化する予定だ。
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