韓国海洋水産部が29日午後12時を基準に、高水温危機警報を現行の「深刻第1段階」から「警戒段階」に下方修正した。
国立水産科学院は、猛暑発生の可能性が低く、水温が徐々に下降しているため、12の海域に下された高水温警報を注意報に下方修正した。また、18の海域に下された注意報を解除した。
ただ、すべての海域で高水温注意報が解除されるまで、海洋水産部長官を本部長とする高水温非常対策本部を運営し、リアルタイム水温情報提供と養殖現場点検も持続実施する計画だ。
また、海洋水産部は今年、高水温で被害を受けた養殖漁家の経営再開支援と民生安定のために災難支援金139億ウォンを秋夕(チュソク・旧盆)前に支給した。まだ災難支援金を受け取っていない被害漁家に対しては、災難支援金を早く支援できるよう被害調査など関連手続きを進めている。
カン・ドヒョン海水部長官は「水温は低下しているものの、高水温を経験した養殖生物に対する細心な管理が必要な時期」とし「被害漁家に対しては復旧手続きを早急に推進する」と明らかにした。
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