現代ロテムが世界最大の鉄道博覧会で多様な鉄道技術力を披露する。
現代ロテムは24日から27日までの4日間、ドイツ・ベルリンで開かれる「第14回目のベルリン国際鉄道車両・輸送技術博覧会(InnoTrans 2024)」に参加すると25日、明らかにした。
今年で14回目を迎えたイノトランスは、1996年の初開催以来、隔年制で開かれる世界最大規模の鉄道博覧会だ。 今年、60カ国以上の参加国と15万3000人以上の観覧客が現場を訪れるものと予想される。
今回の博覧会で、現代ロテムは「水素エネルギーを通じたエコモビリティへのパラダイム転換」をテーマに、水素生産から活用までつながる総合ソリューションの提供能力を知らせる。 特に、現代自動車グループの水素事業を大々的に紹介する。
まず、現代ロテムは近づく水素社会を具現化したジオラマを披露する。 ジオラマは都市景観と自然などを縮小した模型だ。 特に、水素電気トラムの実車も展示し、車内・外部を一目で見られるようにする。
また、現代ロテムは国産高速鉄道車両の過去と現在、未来を紹介する。 2008年に独自開発に成功した動力集中式車両「KTX-山川」から、現在開発中の次世代動力分散式車両「EMU-370」など、過去30年間高速鉄道車両の研究開発に邁進して積み上げてきた技術力と車両ラインナップを公開する。
国家鉄道公団とともに「K-鉄道館」を設け、今年国内に開通した首都圏広域急行鉄道(GTX・Great Train Express)についての紹介も行われる。 また、現代ロテムは2階建ての電動車であるオーストラリアNIF電動車の実物も屋外展示館で披露する。
この他にも現代ロテムが開発した韓国型列車信号システムをはじめ、デジタル基盤の通信システムなどを展示し、グローバル列車制御システム市場の攻略にも乗り出す。
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