サムスン電子が現代自・起亜・42dotと協力してモノのインターネット(IoT)プラットフォーム「スマートシングス(SmartThings)」サービス活用分野をSDV(ソフトウェア中心の自動車)まで拡張する。
サムスン電子は25日、サムスン電子・ソウルR&Dキャンパスで、現代自動車グループと「サムスン電子-現代自動車グループ技術提携および相互協力のための業務協約」を締結したと明らかにした。
今回の協約を通じ、サムスン電子はスマートシングスと現代自・起亜・42dotが開発中の次世代インフォテインメントシステムを連動させ、差別化された経験を提供する計画だ。
まず、グローバル位置確認ソリューションである「スマートシングスファインド」技術を活用し、車両とスマートキーの位置を確認する機能を披露する。
ギャラクシースマートフォンがあれば、車両の4G・5G通信網連結なしにも周辺に位置した他のギャラクシースマートフォンを活用し、車両の位置を探すことができる。 例えば、駐車場所を忘れたり、予期せぬ車の盗難事故が発生しても、位置の把握が可能になる。
これと共に、使用者は車をスマートシングス自動化に登録してカスタマイズ制御ができ、ギャラクシースマートフォン上段のクイックパネルで空調制御、走行可能距離及び充電状態などを迅速かつ便利に確認できるようにする。
また、車両のインフォテインメントシステムでも、スマートシングスを通じて家の中のサムスン電子の家電、IoT機器を制御できるようになる。
この他にも、顧客のライフスタイルと好みに合わせた人工知能(AI)技術基盤の様々なスマートシングスサービスを提供するため、現代自・起亜と継続的に協力する。
△車内カメラとギャラクシーウェアラブル機器を連動させ、搭乗者の健康状態をモニタリングできるヘルスケア △ペットが楽に感じられる車両環境を遠隔で調節できるペットケア △AI企業間取引(B2B)ソリューション「スマートシングスプロ」を適用したスマートアパートとSDV連動など、スマートシングス活用分野を拡大する。
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