エコプロ、中国GEMと協力拡大…エコプロCNGと技術交流推進

[写真=エコプロ]
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エコプログループがこの10年間、協力関係を続けてきた中国の前駆体生産企業「GEM」との協力を拡大している。 前駆体(GEM)-陽極材(エコプロ)-バッテリーにつながる産業バリューチェーンを構築し、同伴成長に拍車をかける。

エコプロはリサイクルを担当する家族会社のエコプロCNGが来月中旬、GEMと技術交流を推進すると23日、明らかにした。

エコプロによると、エコプロCNGのパク·ソクフェ代表をはじめとする技術陣20人余りがGEM本社を訪問することにし、日程を調整中だ。

これに先立ち、GEMは2019年、リサイクル事業関連技術をエコプロCNGに積極的に移転し、設立初期にエコプロCNGの技術確保を支援した。

両社間のパートナーシップは、エコプロのイ·ドンチェ元会長とGEMのXu Kaihua会長の信頼関係が土台になった。 GEMとエコプロマテリアルズの技術陣は、2019年に慶州(キョンジュ)でワークショップを開き、前駆体及び陽極素材の技術討論会を開催したことがある。

だが、当時、実務者の線で「技術保安」を重視しながら切り札を出さなかったため、ワークショップが円滑ではなかった。 イ·ドンチェ元会長はGEMのXu Kaihua会長に「お互いが持っているすべてのものを全てオープンしよう」と提案し、Xu Kaihua会長も全面的に同意、ワークショップの雰囲気が蘇ったという。

エコプロとGEMがインドネシアで鉱物、製錬、前駆体、陽極材につながるすべての工程の壁を崩し推進することにした統合陽極材事業は、イ·ドンチェ元会長とXu Kaihua会長の「10年友情と信頼」が土台にあるため、速度がつくものと予想される。

今回の協力が完成すれば、ニッケル製錬分野で世界最高水準の競争力を備えたGEMとハイニッケル両極素材グローバル1位であるエコプロの特長が結合した新しい「ゲームチェンジャー」が現れる展望だ。

一方、エコプロとGEMは2016年に合弁法人である「エコプロGEM」を設立するために業務協約(MOU)を締結し、2018年に浦項(ポハン)に工場を竣工した。

両社は2017年4月、資本金94億ウォンで慶尚北道浦項に総面積1万8500㎡規模で前駆体製造工場(1-1工場)を着工、月500トン規模の生産能力を確保した。 エコプロGEMはその後、増設に乗り出し、2019年末基準で生産キャパを月1200トン規模へと2倍以上増やした。

以後、両社は2022年、「エコプロGEM」の社名をエコプロマテリアルズに変更し、事実上合弁関係を清算したが、GEMは一部持分を保有しながら戦略的投資家として残り、エコプロと関係を続けている。
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