韓悳洙(ハン・ドクス)首相(国務総理)は6日、「今後、(韓国)政府がEV(電気自動車)バッテリーの安全性を事前に認証し、バッテリーメーカーと製作技術など主要情報公開を義務化する」と明らかにした。
韓首相は同日、ソウル鍾路区の政府ソウル庁舎で国政懸案関係長官会議を主宰し、政府がEV火災安全管理対策を用意したと発表した。
彼は「バッテリー安全をリアルタイム診断するBMS(バッテリー管理システム)機能を高度化し、消費者使用が活性化するよう支援する」として「火災予防に役立つスマート制御充電器普及も拡大する」と説明した。
続けて「新築建物のすべての地下駐車場には原則的に火災早期感知と燃焼拡散防止が可能な『湿式スプリンクラー』を設置する」とし「既存建物のスプリンクラー安全点検を大幅に強化し性能改善を誘導する一方、駐車場内部の仕上げ材などの防火設備基準も強化する」と強調した。
さらに「全国のすべての消防官署にEV火災鎮圧装備を前進配置し、消防士・地方自治体・住民を対象にした教育・訓練も大幅に強化する」とし、「原因把握が容易でないEV火災の特性を考慮し、EV社の製作メーカーと充電事業者の責任保険加入拡大も積極的に推進する」と明らかにした。
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