サムスン電子に続き、LG電子も「オールインワンロボット掃除機」を発売し、市場を掌握した中国企業への反撃に乗り出す。 LG電子は、中国企業が提供できないセキュリティと購読サービスを強みとして掲げ、顧客確保に速度を上げる方針だ。
LG電子は清掃と走行性能を強化し、衛生と設置関連問題まで解決したオールインワンロボット掃除機「LGロボキングAIオールインワン」を発売すると15日、明らかにした。
オールインワンロボット掃除機とは、ロボット掃除機1台でホコリ吸入と水拭きを同時に進行し、水拭き洗濯・乾燥まで代わりにしてくれる知能型プレミアム家電をいう。
実際にロボキングAIオールインワンは顧客が掃除開始ボタンを押したり、予約設定しておけば、ホコリ吸入と水拭き掃除から水拭き洗浄、乾燥まで一度に自ら完了する「オールフリーソリューション」が特徴だ。
LG電子によると、顧客は直排水管を連結し、水拭き洗浄のために自ら水を満たして空ける自動給排水キットモデルとキットのないフリースタンディングモデルの中から選択できる。 フリースタンディングモデルも今後、給排水キットを追加することができる。
LG電子はロボット掃除機に特化した生産インフラと製造力量を保有した中国シルバースターグループとJDM(合弁開発生産)協力して新製品を開発した。 開発初期段階から両社のエンジニアが一緒に開発を進め、個人情報をLG標準セキュリティ開発プロセス(LG SDL)で暗号化処理し、不法な外部流出などを防ぐ。
LG電子はロボット掃除機の市場シェア拡大のため、ロボキングAIオールインワンを家電購読サービスとして利用できるようにする計画だ。 顧客が新製品を購読すれば、専門家が定期的に訪問して△製品作動状態点検 △自動給排水キットと給水・汚水筒のスチーム洗浄 △ホコリ筒の掃除 △ホコリ筒フィルター交換 △基本ブラシ交換 △水拭き交換などのサービスを提供する。
業界では、小米の系列会社であるロボキングやエコバックスなど、これまで中国企業中心に展開されていた韓国オールインワンロボット掃除機市場がサムスン電子とLG電子を加え、4強体制に改編されるものと予測している。 サムスン電子は4月、初のオールインワンロボット掃除機である「ビスポークAIスチーム」を発売した。
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