SKハイニックスは6日から8日(現地時間)まで米国カリフォルニア州サンタクララで行われた「FMS 2024」に参加し、先端NANDフラッシュソリューションとDラムメモリーを総網羅して紹介したと明らかにした。
FMSはこの18年間続いてきたNAND専門フォーラムだ。 従来はフラッシュメモリーサミット(Flash Memory Summit)という意味で使われていたが、今年から主催側は「未来メモリー及び貯蔵装置(Future Memory and Storage)」と新たに定義した。 フォーラムの範囲をDラムを含めたメモリーとストレージの全領域に拡張するという意味だ。
SKハイニックスは「MEMORY、THE POWER OF AI」というスローガンを掲げ、NANDとDラムを合わせた製品とソリューションを大挙公開した。 特に、会社は基調演説、発表セッションと展示を連係させた構成で目を引いた。 また、顧客会社のシステムに主力製品を適用した協業事例を公開し、グローバルパートナー会社との強固なパートナーシップも強調した。
今回の行事で、SKハイニックスはNANDソリューションとDラムメモリーを通じてAI時代のペインポイントを解決し、持続的なAI発展を図るという内容で展示館を設けた。 △AI Memory & Storage △NAND Tech、Mobile & Automotive △AI PC & CMS 2.0 △OCS、Niagara & CXLxSSDの4つのセクションでブースを構成し、39種以上の製品を披露した。
SKハイニックスは中央処理装置(CPU)、グラフィック処理装置(GPU)など色々なホストが容量を分けて使うように設計したCXLフルドメモリーソリューション「ナイアガラ2.0」を公開した。 このソリューションは遊休メモリーをなくして電力消耗を減らし、今後、AIおよびHPC(高性能コンピューティング)システムに使われるものと予想されるホストの性能を向上させるものと期待される。
これと共に、CMM-DDR5を支援するソフトウェアで、独自開発した「HMSDK」も紹介した。 システム帯域幅と容量を拡張するこのソリューションは、一般DラムモジュールとCMM-DDR5間の効率的なインターリービングを通じて帯域幅を広げ、データ使用頻度に応じて適したメモリー装置にデータを再配置し、システム性能を改善してくれる。 最近はLinuxカーネルを含む複数のオープンソースプロジェクトに成功的に反映され、世界中のデータセンターでCMM-DDR5が効率的に使用できる基盤を作ったと会社は強調した。
SKハイニックスは今回の行事で主要講演者として参加し、AIメモリーリーダーとしての面貌を見せたりもした。
初日の基調演説にはクォン·オンオ副社長(HBM PI担当)とキム·チョンソン副社長(WW SSD PMO)が舞台に上がった。 両役員は「AI時代、メモリーとストレージソリューションリーダーシップとビジョン」を主題に、NANDとDラムの全分野で頭角を現しているSKハイニックスの技術力とビジョンを共有した。
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