済州観光地循環バス18台→7台に縮小··· 旅行客減少で財政支援中断

写真=聯合ニュース
[写真=済州観光地循環バス]

済州島を訪れる観光客が減り、島内の観光地を回る循環バスが大幅に縮小された。

済州特別自治道(済州島)は22日、観光地循環バスの赤字累積などで5月10日から循環バスに対する済州島の財政支援が中断された。

このバスを運行する民間業者は、2017年から計18台(予備バスを含む)の観光地循環バスを運行してきたが、今年5月から運行台数を7台に減らした。

済州観光地循環バスは2017年から現在まで37億ウォンの累積赤字を記録するなど、運営に苦難を経験してきた。

2017年の公共交通体系全面改編により山間主要観光地と近隣村を経由するコースを運行してきた同バスは、利用料金を公共交通料金水準に策定し、一日定額券を購入すれば、一日中バスを利用できるため、施行初期に期待を集めた。

しかし、済州島の調査で観光バス1回運行時、平均搭乗客が9人水準に止まるなど、利用率が少なかった。

済州島は既存の観光地循環バスを8月の1ヵ月間、クルーズ船港湾(民軍複合型観光美港)から島内の主要観光地を通るクルーズ観光客専用バスに切り替えてテスト運行する。また、済州58路線で43台のバスを減車した公営制による予算を削減することにした。
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