HMMはグローバル家具企業であるスウェーデンのIKEA社と炭素削減量を取引する「グリーンセーリングサービス(Green Sailing Service)」契約を締結したと11日、明らかにした。
今回の契約で、HMMは2024年にバイオ燃料を使用することで、今後1年間予想される温室効果ガス削減量に対するScope 3権利をイケア(IKEA)に移管する。 HMMは今年、バイオ燃料の使用を通じて温室効果ガス約1万1500トンを削減するものと推算される。
HMMは今年、イケアと年間貨物運送契約を締結したが、伝統的な貨物運送契約を越え、グリーンセーリングサービスまで協業を拡大している。
また、今年末、7700TEU(1TEUは20フィートコンテナ1つ分)級のLNG(液化天然ガス)推進船2隻をはじめ、2025年中に9000TEU級のメタノール推進船9隻などを買収する予定のHMMは、エコ燃料の多角化を通じてグリーンセーリングサービスをさらに活性化する予定だ。
HMM関係者は“エコ燃料の導入、サプライチェーン炭素計算機の開発など、炭素中立に対する先制的かつ持続的な投資を通じ、エコを新たな機会にしていく”と述べた。
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