韓国政府が北朝鮮の「汚物風船」散布で多数の被害が発生したソウル・京畿道に対し、立法手続きとは別に自主予算を活用して住民被害を補償するよう支援する。
行政安全部は10日、国務総理主宰の国務会議で「北朝鮮の汚物風船散布で発生した被害に対する支援方案」を報告11日に行うと明らかにした。
現在としては汚物風船による被害を支援できる法的根拠がなく、これと関連した立法が推進されている。これを受け、韓国政府は積極的な行政レベルで、法令改正前でも該当自治体が被害住民を迅速に支援するようにした。
被害が発生したソウル市と京畿道では予備費など自主予算を活用し、発生した被害に対して最大限速かに支援する予定だ。
これまでソウル市と京畿道地域の汚物風船による被害は、車両のガラス破損など8件が受け付けられた。
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