文化体育観光部、世界16カ国で「在外韓国文化院巡回プログラム支援事業」を推進

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[写真=文化体育観光部]

韓国文化体育観光部は7日、6月から世界16カ国の在外韓国文化院17カ所を拠点にK‐コンテンツを海外に知らせる「在外韓国文化院巡回プログラム支援事業」を推進すると明らかにした。

同事業は韓国の優秀な文化芸術団体が海外公演や展示を希望する場合、在外韓国文化院がある多くの国を巡回できるように連結・支援する事業だ。在外韓国文化院と参加機関は、単発性の海外進出に比べ、運送料や航空料などの予算を30%以上削減できる。

今年は優秀な公演・展示など計11件を16カ国の在外韓国文化院17ヶ所で行う。初の巡回プログラムとして南アフリカ共和国で国立アジア文化殿堂財団の展示「バンディ散策」を8月30日まで開催する。

バンディ散歩は「地球と和解する歩み」というテーマで気候危機克服のための実践方法を探索するメディアアート展示である。「韓-アフリカ首脳会議」を契機に韓-南アフリカ共和国芸術家たちが共同で参加する交流展の形態で行われる。南アフリカでの展示が終わった後、アラブ首長国連邦での展示を10月から開催する。

日本では「ソウル市立美術館」の展示「世界の向こう側」を開催する。同展示では、美術作家4人が「連結」をテーマに東京と香港、大阪の3都市の歴史と地理的特性により変化する多様な解釈と理解を写真と音、映像などで表現した。

2024年のパリオリンピック・パラリンピックを記念する公演も進められる。発達障害者で構成されたハートトゥーハートオーケストラ(Heart to Heart Orchestra)はベルギーとフランスで「多様性を越えて包容へ」というテーマで「K-クラシック」公演を繰り広げる。

文化体育観光部のヨン・ホソン国際文化広報政策室長は「今後、在外韓国文化院をはじめとする現地機関を通じて(韓国の)国内文化機関と芸術団体、若手芸術家の優秀プログラムを積極的に紹介する計画」と伝えた。また「2025年には文化院巡回プログラム事業を『Touring K-Arts』にブランド化し、事業規模を大幅に拡大すると同時に、公演と展示だけでなく韓国の文化と歴史などを紹介する講演と教育プログラムも巡回プログラムに追加する予定」と明らかにした。
 
2024년 재외문화원 순회 지원 프로그램 현황 사진문체부
[写真=文化体育観光部]

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