2日、北朝鮮が再び汚物が入った袋をぶら下げた風船を大量に韓国に‘向けて飛ばした。
韓国軍合同参謀本部は「北朝鮮が前日(1日)午後8時から汚物風船を飛ばし始め、現在(2日午前)までに約600個がソウル・京畿地域などで識別された」と明らかにし、「前回と同様にタバコの吸殻や廃紙、ビニールなどの汚物・ゴミが入っている」と説明した。
北朝鮮の汚物風船散布は、先月28日以降4日ぶりのことだ。これに先立ち、北朝鮮は先月28日から2日間、ゴミや堆肥などが入った汚物風船を飛ばした。韓国軍は全国的に約260個の風船を発見した。
これに対し、韓国政府は前日(1日)「非常識な挑発を止めなければ、耐えられないようなあらゆる措置を取る」と警告したが、北朝鮮は非常識で非理性的行為を続けている。
一方、韓国大統領室は2日午後、チャン・ホジン安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会拡大会議を開き、北朝鮮の相次ぐ汚物風船散布に対する対策を話し合う計画だ。大統領室が汚物風船散布に対応するためにNSCを稼動するのは今回が初めてだ。
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