韓国政府が7月14日「北朝鮮離脱住民の日」を国家記念日に制定する。
政府は20日、「北朝鮮離脱住民の日を記念日に指定する『各種記念日などに関する規定』改正案を公布する」と明らかにした。
統一部と行政安全部は今年1月、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が国務会議(閣議)で北朝鮮離脱住民の包容と定着支援のために「北朝鮮離脱住民の日」制定を注文したことを受け、関連規定の改正を推進したという。
7月14日は北朝鮮離脱住民の法的地位と定着支援政策の根幹となる「北朝鮮離脱住民の保護および定着支援に関する法律」(1997)が施行された日でもある。
国家記念日に指定されれば国民的共感を形成できるよう、全国的・地域的規模の記念行事などが施行される。
統一部は第1回北朝鮮離脱住民の日を迎え、記念式と多様な部隊行事を準備していると説明した。また、「脱北の過程で犠牲になった北朝鮮離脱住民を記憶できる記念物を造成し、北朝鮮住民に自由で繁栄した未来に対する希望のメッセージを伝える」と付け加えた。
統一部の関係者は「今後、毎年7月14日は統一部主管で北朝鮮離脱住民を包容し、北朝鮮離脱住民の権益を向上させる」とし「南北住民間の統合文化を形成し、統一認識を高めるための日として記念する計画」と述べた。
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