![[写真=LGエネルギーソリューション]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/04/04/20240404162532682636.jpg)
LGエネルギーソリューションが米国アリゾナ州の新規円筒型およびESS(エネルギー貯蔵装置)LFPバッテリー生産工場を着工した。
4日、LGエネルギーソリューションによると、会社は3日(現地時間)、米アリゾナ州クイーン・クリーク(Queen Creek)で、建設現況関連説明会を開き、本格的な着工を知らせた。
投資金総額7兆2000億ウォンが投入されるこの工場は、北米地域に建設される2番目の単独工場だ。 また、円筒形、ESS(エネルギー貯蔵装置)の「初めての専用生産工場」という点で意味が大きい。
アリゾナ工場は円筒形バッテリー36GWh、ESS LFPバッテリー17GWh規模でそれぞれ建設される予定だ。 総生産能力は53GWhに達する。
ここでは電気自動車用46シリーズのバッテリーが生産される予定だ。 これに先立って、LGエネルギーソリューションは今年下半期、梧倉(オチャン)エネルギープラントで、円筒形4680バッテリーの量産を開始する計画だと明らかにしている。 生産日程はグローバル主要バッテリーメーカーの中で最も進んでいる。
計17GWh規模で建設されるESS専用バッテリー工場では、LGエネルギーソリューションが独自開発したポーチ型LFP(リチウムリン酸鉄)バッテリーが生産される予定だ。
LGエネルギーソリューションは米国内の現地生産を通じ、物流、関税費用の削減で価格競争力を確保し、顧客の要求に即刻的な現場支援と管理サービスの進行など、差別化された顧客価値を提供するという計画だ。
一方、LGエネルギーソリューションは北米地域にミシガン単独工場及びGM JV1・2工場を運営しており、GMJV3工場及びステランティス、ホンダ、現代自などの主要完成車メーカーと共同でバッテリー生産工場を建設している。
LGエネルギーソリューションは電気自動車用ポーチ型バッテリーと円筒型バッテリーはもちろん、ESS用LFPバッテリーまで北米地域内のバッテリーメーカーの中で最も多様で競争力のある製品ポートフォリオも備えることになる。
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