![[写真=HMM]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/04/04/20240404104436914245.jpg)
HMMは上海国際港湾グループ(SIPG)と「上海港エコ燃料バンカーリング業務協約(MOU)」を締結したと3日、明らかにした。
今回の協約を通じ、HMMは今後、上海港でメタノール、液化天然ガス(LNG)などエコ船舶燃料供給に対して協力する予定だ。
HMMは昨年2月、メタノールを主燃料とする9000TEU(1TEUは20フィートコンテナ1つ)級のエココンテナ船9隻を発注し、今年末には7700TEU級のLNG推進船2隻を運営する計画だ。
また、エコ船舶の確保ほど重要なのがエコ燃料供給網の構築だが、HMMは上海港だけでなく、釜山、シンガポールなどの主要港湾でエコ燃料供給網を確保した。
SIPGは世界1位の港湾である上海港を母港とするグローバルターミナル運営会社で、2022年から全世界の海運会社にLNG燃料を供給し、2024年にはメタノール燃料供給のための設備拡充に乗り出す。
HMM関係者は“今回のSIPGとの協力を通じ、既存の韓国とシンガポールに続き、中国でもエコ燃料の供給網を拡大した”とし、“次世代燃料の開発など、2050年の炭素中立に向けた様々な方策を継続的に努力する”と述べた。
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