韓国国民の多数が、新疾病の発生を韓国社会の最大の不安と見ていることが分かった。ただ、05年以前の出生を意味する「Z世代」(1995~2005年生まれ)では、犯罪を最大の不安要因に挙げた。
11日、統計庁が発表した「世代別社会安全および環境意識」によると、ほとんどの世代で社会安全全般に対して安全だと考える比重が相対的に高かった。ただし、Z世代とM世代(1980~1994年生まれ)は個人情報流出、ベビーブーム世代(1955~1963年生まれ)とシニア世代(1954年以前生まれ)は新疾病に対して安全ではないと考える比重が半分を越えた。
大半の世代で、新型発病の発生を最大の不安要因に挙げていた。シニア世代の30.2%、ベビーブーム世代の23.2%が、新疾病の発生が最も大きな不安要因だと答えた。X世代(1964~1979年)とM世代のうち、新疾病の発生が社会不安要因だと答えた割合はそれぞれ19.0%と18.4%に達した。
ただ、Z世代では見解の相違があった。社会安全不安要因に対するZ世代の回答は △犯罪18.9% △新疾病発生17.3% △経済的リスク14.7% △国家安保問題13.0%などだった。
環境問題については、全世代でPM2.5(64.6%)と気候変動(45.9%)を最も不安な要素に挙げた。その他、M世代(47.8%)、X世代(47.7%)、ベビーブーム世代(43.0%)では、有害化学物質に対する不安が40%を上回った。
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