サムスンバイオロジクスがレゴケムバイオサイエンスとADC(抗体薬物接合体)治療剤開発のために協力する。
サムスンバイオロジックスはレゴケムバイオとCDO(委託開発)の新規契約を締結したと7日、明らかにした。 今回の契約で、サムスンバイオロジクスはADC治療剤の開発に欠かせない抗体開発に参加する。 細胞株の開発から臨床物質の生産全般にわたってCDOサービスをレゴケムバイオに提供することにした。
サムスンバイオロジックスのジョン·リム代表は“次世代バイオ技術として浮上しているADC分野で競争力を確保し、市場に先制的に対応するための投資活動を積極的に続けていく”とし、“レゴケムバイオのような国内有望なバイオテックとの協業を強化し、技術競争力を確保する”と述べた。
レゴケムバイオは昨年、大腸がんなど固形がん対象のADC治療剤候補物質「LCB84」をジョンソン·エンド·ジョンソンの子会社であるヤンセン·バイオテックに17億ドル(2兆2400億ウォン)で技術移転し、業界の注目を集めた。 これまでレゴケムバイオがグローバル製薬会社と結んだ技術移転契約は計13件で、最大8兆7000億ウォン規模だ。
サムスンバイオロジックスは年内の竣工を目標に、ADC医薬品専用の生産施設の建設を推進している。 さらに昨年、サムスンライフサイエンスファンドを通じ、「Araris Biotech」と「AimedBio」に投資した。
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