大韓民国国家情報院(国情院)は8日、海外に滞在する韓国国民を対象にしたテロの可能性が高まっていると評価し、海外旅行客と海外滞在国民の注意を呼びかけた。
国情院は同日、「最近ナイジェリアで韓国国民2人が武装団体に抑留されてから17日ぶりに解放されるなど、海外に滞在する国民を対象にテロの可能性が高まっている」と評価した。
また「最近、米ラスベガスとフランス・パリなど韓国人旅行客が多く訪れる地域で発生したテロと、米国・フランス・ドイツなど主要国がテロに備えた警戒を強化する傾向を考慮し、国民が注意してほしい」と呼びかけた。
国情院は出国前に外交部「海外安全旅行」ウェブサイトや国情院ホームページで訪問国旅行警報段階を確認し、テロ類型別の行動要領を熟知するよう案内した。
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