今後は交通反則金通告書を紙ではなくモバイルで受け取り納付まで一度にできるようになる。
警察庁は18日、交通反則金通告書を紙の代わりにモバイルで発送するシステムが今月21日から全国的に施行されると明らかにした。
従来は警察官がポリフォン(PDA)で人的事項などを入力した後、別途の携帯用プリンターを活用して反則金通告書をプリントアウトし交付した。しかし、21日からは警察官がPDAで人的事項などを入力した後、違反者の同意を得て携帯電話(カカオトーク)に反則金通告書を発送する方式が新たに導入される。ただし、違反者がモバイル発送に同意しない場合には既存のように紙の告知書を交付する予定だ。
モバイル通告書を受け取った違反者は、本人認証を通じて通告書を閲覧した後、仮想口座に反則金を納付すればよい。通告書未受領など関連苦情に備えて発送・受信・閲覧記録は別途サーバーに保存される。
警察は、現場警察官の携帯装備を簡素化し、デジタルプラットフォームを活性化するため、今年5月、交通反則金通告書の電子化開発計画を樹立した。
警察は制度施行後1ヵ月間、集中モニタリングを行い、不備事項を改善する計画だ。
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