韓国の10月の人口移動が50万人を越えて回復傾向を示した。
統計庁が29日に発表した「2023年10月の（韓国）国内人口移動統計」によると、先月の移動者数は50万7000人で前年同期比11.0%（5万人）増加した。
これは50年ぶりに最も少ない水準を示した先月の人口移動者数からやや回復した数値だ。9月の移動者は45万人で、昨年同期より1.6%（7000人）減少している。
人口100人当たりの移動者数を意味する人口移動率は11.7%で、前年同期比1.2%ポイント上昇した。
総移動者のうち市・道内の移動者は68.0%、市・道間の移動者は32.0%を占めた。昨年同期より市・道内の移動者は12.1%、市・道間の移動者は8.8%それぞれ増加した。
市・道別に転入から転出を除いた移動者数を意味する純移動は、京畿（キョンギ、3129人）、仁川（インチョン、3002人）、忠清南道（チュンチョンナムド、1902人）の5市道は純流入した。一方、ソウル（-4727人）、釜山（プサン、-1199人）、光州（クァンジュ、-714人）など12の市・道は純流出した。
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