今年に入って韓国の海苔と加工ご飯の輸出額が1年前より20%以上増え、過去最大の実績を達成した。
韓国関税庁が29日に発表した輸出入現況によると、今年に入って10月までの海苔輸出額は6億7000万ドル(約8620億ウォン)を記録し、昨年同期より20.4%増えた。1~10月基準で過去最大である。
海苔は今月に入っても輸出増加傾向が続いている。今月20日まで累積した今年の海苔の輸出額(暫定値)は7億1100万ドルとなり、史上初めて7億ドルを超えた。この流れが維持されれば、年間海苔の輸出額が8億ドルを突破するとみられる。
同期間、加工ご飯の輸出額は7900万ドルと記録し、前年比29.9%増加した。お米の輸出額は年間基準で過去最大だった昨年の実績(7600万ドル)をわずか10ヵ月で上回った。
品目別には、味付け海苔(4億1100万ドル)、乾燥海苔(2億5900万ドル)、即席ご飯(6600万ドル)などの輸出額が多かった。
今年に入って海苔と加工ご飯はそれぞれ120ヵ国、87ヵ国に輸出された。最も多く輸出される国は米国で、海苔は1億4200万ドル分が、加工ご飯は6300万ドル分がそれぞれ輸出された。
関税庁は「おやつとして人気のある味付け海苔の輸出が多く、のり巻きや海苔菓子など材料となる乾燥海苔の輸出が大幅に増加した」として「保存が容易で調理が容易な即席ご飯の輸出が急速に成長したのに続き、今年は冷凍のり巻きの輸出が成長傾向を見せている」と説明した。
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