HD現代重工業、フィリピン哨戒艦の建造に着手…「両国友好の象徴」

[写真=HD現代重工業]
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HD現代重工業がフィリピン哨戒艦の建造に本格的に着手する。

HD現代重工業は22日、蔚山(ウルサン)造船所で韓国とフィリピン両国の海軍および防衛産業関係者が参加した中、3200トン級フィリピン哨戒艦1番艦の起工式を行ったと明らかにした。

起工式は船舶に使われる最初のブロックをドック内に据置しながら、成功的な建造と安全を祈願する行事であり、船舶建造が本軌道に乗ることになったことを意味する。

HD現代重工業が建造する3200トン級哨戒艦は、長さ118.4m、幅14.9m、巡航速度15ノット(約28km/h)、航続距離4500海里(8330km)に達する最新鋭艦艇で、対艦ミサイルと垂直発射台、AESAレーダーなどの先端兵器体系が搭載される。

フィリピン哨戒艦2隻は2024年進水を経て、2025年までにフィリピン海軍に引き渡される予定だ。

同日の行事には、Toribio Dulinayan Adaci Jr.フィリピン海軍参謀総長が出席し、自国哨戒艦の建造現況を調べ、フィリピン海軍の現代化に向けた協力案について話し合った。

一方、HD現代重工業は1975年に韓国初の戦闘艦「蔚山艦」の開発を皮切りに、これまでイージス艦5隻、KDX-II駆逐艦3隻、護衛艦12隻、哨戒艦6隻、潜水艦9隻、警備·救難艦31隻、支援艦7隻、輸出船14隻の計102隻の艦艇を建造している。
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