![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/11/17/20231117113205671820.jpg)
LG電子は11kWで充電が可能な緩速充電器と175kWで充電できる急速充電器を2024年上半期中に米国市場に発売すると16日、明らかにした。
11kWの緩速充電器は壁に付着したり立てるなど、自由な空間活用が自由だ。 また、ショッピングモール、マートなど充電器が設置された商業空間の電力状況に応じて出力を自動的に制御する負荷管理ソリューションが搭載され、制限された電力容量にも安定した品質の充電サービスを提供する。
175kW急速充電器はCCS1(Combined Charging System)とNACS(North American Charging Standard)の2つの充電方式を同時に支援し、顧客により便利な充電経験を提供するものと期待される。 充電器の外部には充電現況を確認し、広告を通じた追加的な収益機会を提供するタッチディスプレイが適用される。
2024年下半期には商業用・長距離移動に適した急速充電器ラインナップを拡大し、多様な顧客ニーズに対応し、製品競争力を強化する予定だ。
先立って、LG電子のチョ·ジュワン社長は今年7月、未来ビジョン発表当時、中・長期未来区間で注目しなければならない変曲点の一つとして「電気化(Electrification)」を挙げ、B2Bと新事業成長の重要性を強調したことがある。
LG電子は2018年、電気自動車充電ソリューションの先行開発を皮切りに、昨年、電気自動車充電器の核心技術を保有したアップルマンゴー(現ハイビーチャージャー)を買収し、充電器の開発および生産能力を内在化した。
現在、▲7kW(緩速、壁に取り付けるタイプ·スタンド) ▲100kW(急速) ▲200kW(急速)の計4種の充電器製品を生産し、Eマートなどに供給している。
高い信頼性が要求される電気自動車充電分野で優れた製造、品質および事後管理(アフターサービス)、サプライチェーン、ソリューション力量も認められている。 米国内のホテルTV設置などB2B事業を通じて構築した営業網と顧客支援、メンテナンス専門人材を保有しているという点も、他の電気自動車充電メーカーとの差別点だ。
一方、ゴールドマンサックスとHISグローバルインサイトの研究によると、米国内の電気自動車販売の割合は2025年に20%、2030年には50%に達すると予測される。
2022年から5年間、計50億ドルを投資し、2030年までに全米に電気自動車充電スタンド50万カ所を構築しようとする米国政府の「電気自動車充電インフラ拡大プログラム(NEVI)」の施行により、電気自動車充電器市場の規模も2025年には32億ドルに拡大する見通しだ。
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