韓国少子高齢社会委員会が子供が3人以上の世帯が高速道路バス専用車線を利用する案を検討している。
少子高齢社会委員会は4日、現在は高速道路のバス専用車線は9人以上の車両に6人以上乗った場合のみ通行が可能だが、出産を促すため、多子女世帯の車両も利用できるようにするという構想だ。
委員会側は、アイデアレベルで検討しているだけで、担当省庁と協議中の事案ではないという立場だ。
また、多数の子供がいる多子女世帯が公営駐車場を優先利用できるようにする多子女配慮駐車場設置方案や、国公立施設に乳幼児を持つ家庭が優先入場できるようにする「ファーストトラック制度」新設方案も検討している。
さらに、多子女自動車取得税減免の特典を3人以上の世帯から2人の子供世帯にまで拡大し、家族親和経営企業に税額控除などのインセンティブを与える家族親和認証企業制度のインセンティブを拡大する案も考慮している。
委員会は、現在施行中の第4次少子高齢社会基本計画(2021~2025)を来年初めに修正する計画だ。少子高齢社会基本計画は2006年から5年ごとに樹立・施行されている。基本計画施行中に新政府が発足すれば、この基本計画の内容を修正する方式で関連政策方向を提示した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。