コーロンインダストリーは連結基準の2四半期の営業利益が658億ウォンで、前年同期より25.8%減少したと7日、明らかにした。
2四半期の売上は前年同期比3.0%減の1兆3472億ウォンと集計された。 同期間の当期純利益は15.3%減の374億ウォンを記録した。
事業別では産業資材部門で子会社のコーロングローテックのチャイルドシート事業が好調を見せた。 車両用半導体供給難の解消と新車需要の回復傾向が肯定的に作用したと会社側は説明した。
アラミドは今年下半期、亀尾(グミ)工場の増設完了を控え、電気自動車・第5世代移動通信(5G)の需要増大に成長を続けた。
化学部門は、石油樹脂の原材料価格の下落と造船業の好況サイクルによるフェノール樹脂の需要増加のおかげで、比較的善戦した。 フェノール樹脂は船舶用ペイントに入る特殊接着剤として使用される。
フィルム・電子材料部門はIT前方産業の需要沈滞で、赤字が持続中だが、生産稼動率の調整で、前四半期よりは損失幅を減らした。
ファッション部門は多角化したトレンドと天気変化に対応した先制的ポートフォリオの構成で、売上上昇基調を続けたと会社側は付け加えた。
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