セマングムジャンボリーキャンプ地で開かれる予定だった「K-POPコンサート」が11日、場所を全州ワールドカップ競技場に移して開催される。
朴保均(パク・ボギュン)文化体育観光部長官は6日、ジャンボリープレスセンターで記者会見を開き、「収容人員と移動条件などを総合した結果、退役式の11日に全州ワールドカップ競技場でコンサートを開くことにした」と述べた。
続けて「全州ワールドカップ競技場の収容人数は4万2000人で、観客席の88%に屋根が設置されている」とし「セマングムから移動時間はおよそ50分程度」と日程と場所変更理由を説明した。
出演アーチストについては、「一部変更があるだろう」とし「より華麗な行事になるよう準備している」と答えた。
一時、世界的な人気を集めているBTS(防弾少年団)が参加するという噂あったが「まだ決まっていない」という。
キム・グァンヨン全羅北道知事は「K-POP公演を前後して全北現代サッカー団のホーム試合が予定されていたが、他の球場に移すことにしたことに感謝申し上げる」として「最後のK-POP公演のフィナーレを飾るよう、最善を尽くす」と強調した。
一方、連日続く猛暑により、8月1日から12日まで開催されているスカウトジャンボリーに参加した参加者たちの中から熱中症患者の続出し、当初6日の午後に予定されたいたK-POP公演が11日に延期された。
劣悪な施設などで各国の撤収が相次ぎ、現在は中央政府が乗り出して現場を収拾しているものの、米スカウト代表団は6日午前、キャンプ地を出発して平沢米軍基地キャンプハンフリーズに向かった。猛暑とずさんな運営の中、英国、米国、シンガポールのスカウト隊員たちはすでにジャンボリーキャンプを離れた。
特に早期撤収して仁川のホテルに泊まっていた英国代表団5人が7日午前、病院に運ばれるなど患者も続出している。158カ国から4万人以上が参加している今回のジャンボリーに、英国は最も多い4000人の隊員を派遣した。
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