最近相次ぐ「通り魔事件」に対して検察が「テロ犯罪」と規定し、徹底的に捜査するという意志を示した。
韓国大検察庁(最高検察庁)は4日、「『新林(シンリム)駅凶器乱動事件』と『新林駅殺人予告事件』に対してソウル中央地検に専担捜査チームを構成し、集中捜査中」とし、「不特定多数の公衆に対するテロ犯罪に対して必ず法定最高刑の処罰になるようにする」と明らかにした。
最高検察庁は前日(3日)発生した「書峴(ソヒョン)駅凶器暴動事件」と関連しても専担捜査チームを管轄庁である水原地検城南支庁に設けた。
最高検察庁はこの事件と関連して「模倣・異常動機犯罪に対して犯行の背景と動機など全貌を迅速かつ徹底的に究明し、法定最高刑の処罰になるようにする」と強調した。
法改正にも乗り出す。最高検察庁は「不特定多数の公衆一般に対する安全を侵害・威嚇する『公衆脅迫行為』をテロ次元で加重処罰できる法令改正がなされるよう法務部に立法要請する」と明らかにした。
検察に先立って警察も同日、対国民談話文を通じて凶悪犯罪に対応するための特別治安活動を宣言した。警察はパトロールと選別的検問検索を強化し、犯行制圧のために銃器などを使った警察官には免責規定も積極的に適用する方針を打ち出した。
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