来年の最低賃金時給9860ウォン・月給206万740ウォン確定

資料=最低賃金委員会
[資料=最低賃金委員会]

韓国の来年度の最低賃金が時給9860ウォン、月給206万740ウォン(月209時間基準)に確定した。

雇用労働部は4日、2024年度最低賃金をこのように決定・告示したと明らかにした。最低賃金委員会が先月19日議決し雇用部に提出したそのままだ。今年(時給9620ウォン・月給201万580ウォン)より2.5%引き上げられた金額だ。

最低賃金は事業の種類別区分なしにすべての事業場に同じように適用される。雇用部は来年度の最低賃金を積極的に広報し、最低賃金遵守率を高める計画だ。

雇用部は民主労総が来年度の最低賃金決定過程と引き上げ規模に対して異議を提起し要求した再審議を受け入れなかった。最低賃金法の趣旨と内容、最低賃金委員会の審議・議決過程などを総合的に考慮して受け入れなかったというのが雇用部の説明だ。

イ・ジョンシク雇用部長官は「今回の最低賃金は難しい経済状況と労働市場条件、低賃金勤労者および零細自営業者の声を総合的に考慮し最低賃金委員会でいつにも増して激しい議論を経て苦心の末に決めたもので、これを尊重しなければならない」と強調した。


 
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