韓国の旅行業界、業績回復に賃金上げ・職員採用に拍車

사진인천공항
[写真=仁川航空]

韓国の旅行業界が実績回復に力づけられ、賃金引き上げやストックオプション支給などの他にも人材採用に乗り出している。

旅行業界の業績は引き続き回復している。

ハナツアーを通じた6月のパッケージ旅行需要は10万人に迫る9万5000人余りを記録した。昨年同期より661%増加した数値だ。

旅行会社のノランプンソン(黄色い風船)を通じたパッケージ旅行の需要も、コロナパンデミック以前の2019年の80%水準まで回復した。

昨年第4四半期以降から今年第2四半期までの四半期別自社チャンネル新規会員数は月平均8%以上増加し、今年6月末基準MAU(月間活性利用者)も昨年対比約40%ほど上昇した。

夏のピークシーズンである第3四半期の予約率も昨年同期より約500%上昇した。

インターパークはトリプルの6月航空券発券額(本社基準)は1226億ウォンで、前年同月(338億ウォン)比216%増えた。

実績改善に支えられ、旅行業界は賃金引き上げおよび賞与金支給、ストックオプション支給などを断行している。

モドゥツアーは今月から全役職員の賃金を8%引き上げた。個人別に通常賃金の150%を短期賞与金として支給したりもした。

ノランプンソンはストックオプションの支給とともに、旅行業界で初めて利益成果補償制を実施し成果給を渡した。
 
旅行業界は公開採用にも力を入れている。

ノランプンソンは2020年以後、3年余りぶりに採用連係型インターン職員を募集した。

採用されたインターン職員は来月16日からは3ヵ月間、教育および勤務評価を受けることになる。以後、志願者の組織適合度と職務適合性検証を通過すれば11月中旬頃に正規職に転換される。

ハナツアーは創立以来初めて「三桁」採用を実施し注目を集めた。

ハナツアーは今年5月、今年下半期の定期公開採用の一環として △商品企画運営 △営業 △マーケティング △経営管理 △財務 △法務など6部門で採用連携型インターン社員を募集した。ハナツアーは合格者を対象に8~10月の約3ヶ月間、現場実習や課題遂行などインターンシッププログラムと役員面接を経て最終採用可否を決める予定だ。

旅行業界のある関係者は「予期せぬ危機を迎え、旅行業界が大きな危機を体験し、人材離脱も深化した」として「今や旅行業界も回復し始めただけに、深刻だった人手不足も次第に解消されるだろう」と期待した。
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