韓国の上場指数ファンド(ETF)市場の純資産総額が100兆ウォンを突破した。市場が開設されてから21年ぶりのことだ。
韓国取引所は30日、ETF市場の純資産総額が2002年の3552億ウォンから今月29日基準で100兆ウォンを突破したと明らかにした。
取引所は、「分散投資、コストが低く取引便宜性などETF固有の長所を土台に業界の多様な新商品供給努力と市場環境を後押しする金融当局と取引所の制度改善などの結果」と伝えた。
市場開設当時、ETF市場はKOSPI 200指数基盤4銘柄、運用会社4社、指数算出機関1社でスタートした。現在は運用会社は23社、指数算出機関は34社に拡大し、昨年末基準で国民17人のうち1人が投資する商品として位置づけられた。
現在、ETF市場では国内外の多様な基礎指数に追従するパッシブ商品と比較指数対比超過収益を追求するアクティブ商品が活発に取引されている。
特にコロナ禍以後、直接投資や海外投資、安定収益追求、退職年金郷需要増加など投資環境変化に合う新商品が引き続き発売され市場規模が拡大した。
ただ、このような成長の勢いにもかかわらず、株式市場対比ETF市場規模は海外主要国(10%前後)に比べて依然として低い水準(3.9%)だ。
取引所はETF市場成長のために △基礎資産多様化 △海外型ラインナップ強化 △アクティブETF運用自律性拡大 △個人・退職年金郷投資需要拡大などを推進する計画だ。
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