[2023APFF] 白恵蓮政務委員長、「複合危機時代、先制的対応に向けた立法支援」を約束

[写真=亜洲経済]


白恵蓮(ペク・ヘリョン) 国会政務委員長が最近、対内外不確実性が高まっているグローバル経済・金融状況に対して「予防が治療より良い(Prevention is better thancure)」と強調した。最悪の状況に直面する前に予防措置を通じて企業・国民の損害と国家競争力の失墜などを防ごうという意味だ。

彼女は21日、ソウル中区プラザホテルで開かれた「2023アジア・太平洋金融フォーラム(APFF)」で「複合危機時代にグローバル金融市場では遅れた事後措置より先制的な対応策準備が重要だ」として立法的支援を約束した。

最近、韓国経済や金融を巡る環境が非常に高い不確実性と変動性を見せていると診断した。白委員長は「最近、米国シリコンバレー銀行(SVB)破産に続き、クレジットスイス(CS)までUBSに買収され、グローバル金融市場の不安感は増幅している」として「また、今年に入ってグローバル景気鈍化が本格化し、韓国経済の危機克服と再跳躍のために金融産業界の中枢的役割がいつにも増して切実な状況」と強調した。

続けて「最悪の事態を予防することは金融市場で特に重要だ」として「最悪の事態をあらかじめ防げなければ企業と国民共に莫大な損害を被り深刻な苦痛に苦しむことになる」と憂慮した。危機を早期に進化できなければ、システムがドミノのように崩れ、国家競争力まで失墜させるということだ。

韓国の国内でも昨年10月「レゴランド事態」直後、市場に資金梗塞危機が高まった時、金融当局がシステムリスクに広がることを防ぐために緊急流動性を供給した。

白委員長は、「一度上がればなかなか下がらないスティッキーインフレの特性を考慮し、これを堅固かつ根本的に把握することが重要だ」と強調した。また「(韓国)政府と金融当局だけでなく金融会社、学界が皆力を合わせて多角的な解決策を模索しなければならない」とし「集団知性を発揮するならば当面したグローバル複合危機困難を克服し韓国経済が一段階さらに大きく跳躍できる」と強調した。


 
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