尹大統領、30%台の支持率を維持…反労組・保守層結集に上昇する可能性も

[写真=聯合ニュース]


尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率が30%半ばを維持し、反騰の可能性を見せている。労働組合に対する原則的な対応と「国民の力」党大会による保守層の結集が原因として作用したというのが政治専門家たちの分析だ。

最近、韓国ギャラップが先月28日から今月2日まで、全国の満18歳以上の成人1001人を対象に調査した結果によると、尹大統領の職務遂行に対する肯定評価は36%、否定評価は55%を記録した。その他は回答を留保した。肯定評価と否定評価ともに直前調査対比1%ポイント(p)下がった。

肯定評価理由としては「労組対応」(21%)、「公正・正義・原則」(11%)、「不正腐敗・不正撲滅」、「経済・民生」、「国防・安保」(以上6%)、「外交」(5%)、「全般的に上手だ」、「変化・刷新」(以上4%)の順となった。

肯定評価の理由では、2週間連続で「労組対応」関連内容が最も大きく、否定評価理由としては旧正月以後の「経済・民生・物価」が1位に上がった。
 
尹政府は発足後から労働改革を強調し、改革の一環である労組会計の透明性と建設現場の暴力取り締まりを強化している。

一方、否定評価の理由としては「経済・民生・物価」(14%)、「人事」(10%)、「外交」(9%)、「全般的に間違っている」、「検察改革や検察権力の過度」、「独断的・一方的」、「経験・資質不足・無能さ」(以上6%)、「疎通不足」(5%)、「公正でない」(4%)などが挙げられた。

一方、今回の調査は無線電話の標本フレームから無作為抽出(有線電話5%を含む)方式で行われた。誤差範囲は±3.1%ポイント(95%信頼水準)、回答率は9.4%を記録した。
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