急落していた韓国の中古車価格、2月から安定傾向

[写真=聯合ニュース]


今年初めに急落していた韓国の中古車価格が安定傾向を見せている。今月に入って消費者の選好度が高い主要モデルを皮切りに相場下落傾向が鈍化しており、漸進的に相場が安定化局面に入るという見通しが出ている。

11日、直営中古車プラットフォーム企業のケイカー(KCar)が国内中古車市場で流通する発売12年以内に740余りのモデルを対象に平均相場を分析した結果、毎月大きな下げ幅を見せていた相場下落幅が底点に入ったと分析した。

年式が減価償却として反映される中古車の特性上、同じ条件の車両でも相場は毎年下落することになる。ただ、コロナ禍以後、サプライチェーンの混乱のため、車両用半導体の需給難で新車出荷が遅れ、中古車価格が大幅に上昇した。

しかし、最近はコロナ禍による影響が減り、新車出荷の遅延が解消され、中古車価格が急激に下落している。実際、今年1月には中古国産車と輸入車の価格がそれぞれ3.1%と4.7%下落した。

しかし、ケイカーは2月には価格下落幅が2.7%と2.9%で多少鈍化すると見通した。これは最近、市場で主に流通している中古車の需要が増えていることか感知されたためだ。

△現代グレンジャーIG(0%)△ジェネシスG80(-0.1%)△現代パリセード(-0.1%)△起亜ソレント第4世代(-0.6%)などの国産ベストセラーと、△メルセデスベンツCクラスW205(0%)△メルセデスベンツEクラスW213(0%)△BMW X3F25(0%)△BMW X5F15(0%)などの輸入人気車種が回復すると観測される。

一方、最近フェイスリフト・フルモデルチェンジで発売された中古車は依然として価格が下がると予想された。国産車の中では △現代コナ(-4.6%) △現代アバンテAD(-3.9%) △起亜オールニューカーニバル(-3.3%)などと △BMW5シリーズF10(-5.1%)が輸入車の中で価格下落が大きいと予測された。

業界の一部では、近いうちに中古車価格が底を確認し、上昇傾向に転じるという見通しも出ている。中古車価格が大幅に下落しただけに、相当数の消費者が購入を決定できるという診断だ。


 
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