ウォン・ドル為替レート、7ヵ月ぶりの安値更新・・・1243.5ウォンで引け

[写真=聯合ニュース]


9日、ウォン・ドル為替レートが1240ウォン台で取引を終えた。

ソウル外国為替市場によると、この日のウォン・ドル為替レートは前取引日より25.1ウォン下落した1243.5ウォンで取引を終えた。これは7ヵ月ぶりの最低水準であり、為替レートが1240ウォン台に進入したのは昨年4月以後9ヵ月ぶりのことだ。ウォン安ドル高も昨年11月11日、59.1ウォン安ドル高以後、最大のウォン安ドル高を記録した。

市場ではこのようにウォン・ドル為替レートが急落した背景として米国の賃金上昇率鈍化が作用したと分析している。通常、賃金上昇率が鈍化すれば、米国連邦準備制度(Fed・FRB)の金利引き上げのスピードが遅くなる可能性が高い。この場合、金融市場内のリスク資産選好心理は高まり、米ドルなど安全資産選好心理は弱まってドル安の流れを見せる構造だ。

新韓銀行のペク・ソクヒョン研究員は「先週金曜日に発表された米国雇用指標で新規雇用数値や失業率は強い雇用を示したが、賃金上昇率は鈍化しドル安に影響を及ぼした」と説明した。
 
 
 
 
 
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