[カタールW杯] ブラジルとの一戦を控えた韓国代表・・・ベント監督「我々には失うものがない」

[写真=聯合ニュース(4日午前、カタールで訓練を指導しているパウロ・ベント監督)]

世界最強のブラジル戦を控えた韓国代表の監督、パウロ・ベント氏(53、ポルトガル)が「ワールドカップ(W杯)優勝候補と対戦するが、最後まであきらめない」とし「我々には一つも失うものがない」と明らかにした。
 
 ドーハのカタールワールドカップ大会メインメディアセンターで行われたブラジル戦の記者会見で彼は「韓国チームはこれまで集めたさまざまな情報に基づいて戦術・戦略を準備中」とし「我々ができることを最善を尽くして準備し、我々の戦略で試合に臨む」と述べた。また「W杯16強の舞台でまた会うことになったブラジルとの試合は、6月に行ったAマッチ評価試合(1-5敗れ)とは多くの面で異なる」とし「ベストの選手たちで先発ラインナップを組むつもりだが、まだ何も決めていない」と付け加えた。
 

[写真=聯合ニュース]

 
一方、今大会の1次リーグ、グループHのポルトガル対韓国は韓国が2対1で勝ち、3大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
 
韓国は、序盤からポルトガルに攻め込まれ前半5分、右サイドからのクロスボールに合わせたリカルド・オルタ選手のゴールで先制された。しかし前半27分、コーナーキックから、相手に当たったこぼれ球に反応したキム・ヨングォン選手が押し込み同点となった。
 
後半は得点を奪えないままアディショナルタイムを迎えたが、ポルトガルのコーナーキックからのこぼれ球をソン・フンミン選手がペナルティーエリアの近くまでドリブルで持ち込み、スルーパスしたボールにファン・ヒチャン選手が合わせて勝ち越した。
 

[写真=聯合ニュース(逆転ゴールを決めたファン・ヒチャン)]

 
韓国は勝ち点4としてウルグアイと同点を記録したが、総得点の差でグループ2位となり3大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
 

[写真=亜洲経済]


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