政府、梨泰院事故犠牲者の葬儀費1500万ウォンまで支援

[写真=聯合ニュース]


韓国政府が「梨泰院圧死惨事」死者の葬儀費を最大1500万ウォンまで支給するなど死傷者支援に本格的に乗り出す。外国人死傷者に対しても、韓国人に準じて支援する方針を決めた。

政府は31日、政府ソウル庁舎で韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理(首相)主宰で「梨泰院事故中央災難安全対策本部会議」を開き、このような支援対策をまとめた。

政府は死者の葬儀費を最大1500万ウォンまで支給し、移送費用も支援する。遺族と地方自治体専担公務員間の1対1マッチングも完了した。31の葬儀場にも公務員を派遣し、円滑な葬儀を支援する方針だ。

負傷者には治療費を健康保険財政でまず代納することにした。また遺族と負傷者に対して救護金と共に税金・通信料金などを減免したり納付を猶予することにした。外国人死傷者も、韓国人と原則的に同じ基準を適用して支援することにした。

中央災難安全対策本部によると、現在まで確認された死者は154人であり、そのうち153人の身元が確認された。負傷者は重傷33人を含め計149人だ。このうち、外国人死者数は26人、負傷者は15人だ。

政府は来月5日までを国家哀悼期間と定め、行政機関や公共機関の行事や会合を自制してほしいと要請した状態だ。また、すべての官公署と在外公館では弔旗を掲揚し、公職者は哀悼リボンをつけるようにした。
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