人口減少にも世帯数は増加・・・2050年には10人のうち4人は1人世帯

[資料=統計庁]


急激な人口減少予測にもかかわらず、韓国の世帯数はむしろ増える見通しだ。1~2人世帯の分化が急激に行われた影響だ。

統計庁が20日に発表した「将来世帯推計(市・道編):2020~2050年」によると、全国の総世帯は2020年2073万世帯から2039年2387万世帯まで増加した後、減少傾向に転じた。2050年には2285万世帯水準と予想される。

地域別には、2020年に京畿(キョンギ・503万)、ソウル(395万)、釜山(プサン・140万)の順だったが、2050年には京畿(658万)、ソウル(380万)、慶尚南道(キョンサンナムド、139万)の順になる見通しだ。

釜山・大邱(2029年)、ソウル(2030年)、蔚山(2033年)で世帯減少が始まり2050年には世宗を除くすべての市・道で世帯減少があるとみられる。

30年後には1~2人世帯が代表的な世帯形態になる。

全国平均世帯員数は2020年の2.37人から2040年にマイナス成長を始め、2050年(1.91人)には2人未満になる見通しだ。

2020年の最高2.51人(京畿道)から最低2.21人(慶尚北道)水準から2050年には2.05人(世宗)から1.77人(江原道・慶尚北道)に減少する。

これは既存の世帯から分化した1人世帯の数が増え、少子化で子供のいない家庭が多くなるためだ。

地域別には2020年に大田・ソウルなど12ヶ市・道は単身世帯、他の市・道は夫婦+子供世帯の比重が最も高かったが、2050年にはすべての市・道で単身世帯が主な世帯類型になると予想される。

2020年の単身世帯の割合は大田・ソウルなど14市・道で30%を越えたが、2050年には江原・忠北など9つの市・道で40%を越えることになる。

高齢化が加速化し、65歳以上の高齢者世帯の割合は2020年22.4%から2050年49.8%に増加する見通しだ。全羅南道・慶尚北道など10の市・道では過半数を超えるとみられる。

全国的には全体世帯の中で単身世帯の割合が2020年31.2%から2050年39.6%に増加する。10世帯のうち4世帯は単身世帯であるわけだ。

夫婦世帯の割合も2020年の16.8%から2050年には23.3%に増加する。一方、夫婦+子供世帯の割合は2020年の29.3%から2050年には17.1%に減少する。
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