8月の銀行の家計向け融資金利4.76%・・・信用融資6%を超え「過去最高値に迫る」

[写真=聯合ニュース]


先月、韓国の銀行圏の家計貸出金利が1ヵ月ぶりに0.2%ポイント上昇し、9年7ヵ月ぶりに最も高い水準に上がった。特に信用融資の平均金利が年6%台を超え、金利上昇の勢いを主導した。

韓国銀行が30日に発表した「8月の金融機関加重平均金利」統計によると、今年8月の預金銀行の家計貸出金利(加重平均・新規取扱額基準)は年4.76%で前月比0.23%ポイント上昇した。これは2013年1月(4.84%)以来9年8ヵ月ぶりの最高値だ。家計向け貸出金利は昨年6月以降、持続的に上昇している。

家計貸出の中ではマイナス通帳など信用貸出金利上昇傾向が目立った。実際、8月中の一般信用貸出の平均金利は6.24%であり、1ヵ月ぶりになんと0.33%ポイントも跳ね上がった。これは信用貸出の過去最高金利である6.25%(2013年7月基準)水準からわずか0.1%の格差だけを残したのだ。

住宅担保融資(住宅ローン)金利は前月より0.19%ポイント上がった4.35%を記録した。これも2012年8月(4.41%)以来最も高い水準だ。2020年8月に2.39%まで下がった住宅ローン金利は7ヶ月連続で増加傾向を示した後、2021年9月に3%台に上がった。以後騰落を示していたが 6月以降、4%台で上昇を続けている。

韓銀の関係者は「コスピと金融債5年物など指標金利が上昇し、保証付き貸出と住宅担保貸出を中心に金利が上昇した」と説明した。
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