コスピ指数が2%以上下落した。コスダック指数も4%以上急落して取引を終えた。景気減速への懸念により、外国人投資家の売り越しが続いた影響だ。
22日、コスピ指数は前日比66.11ポイント(-2.74%)下げた2342.82で取引を終えた。コスピが終値基準で2350ポイントを下回ったのは、2020年11月3日(2343.31)以来1年7ヵ月ぶりだ。同日の終値は2020年11月2日(2300.16)以降最安値を記録した。
個人投資家が3771億ウォンを買い越したが、外国人と機関がそれぞれ3208億ウォン、852億ウォンを売り越した。
ソウル外為市場でウォン・ドル相場は前場比3.7ウォン(0.29%)上げた1297.30ウォンとなり、1300ウォン突破を目前にした。
業種別には建設業(-4.97%)、医療精密(-4.37%)、非金属鉱物(-4.27%)、化学(-4.21%)、繊維衣服(-4.02%)が4%以上下落した。機械(-3.74%)、サービス業(-3.35%)、証券(-3.33%)、鉄鋼金属(-3.31%)、運輸倉庫(-3.31%)、紙・木材(-3.23%)、金融業(-3.04%)なども3%以上急落した。
時価総額上位銘柄の大半が下落した。特にサムスン電子は前日比1.54%下落した5万7600ウォンを記録した。SKハイニックスも-3.15%となった。LGエネルギーソリューション(-2.91%)、サムスンバイオロジクス(-0.49%)、LG化学(-2.64%)、NAVER(-4.38%)、サムスンSDI(-6.12%)、現代車(-0.58%)、起亜(-1.16%)、カカオ(-2.84%)なども下落した。
コスダック指数は前日比31.36ポイント(-4.03%)下落した746.94で取引を終えた。終値基準では、2020年7月2日(742.55)以来、最も低い水準だ。個人投資家が1259億ウォンを買い越したものの、外国人と機関投資家はそれぞれ615億ウォン、604億ウォンを売り越した。
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