韓国自動車、昨年世界シェア7.9%・・・米市場の牽引車役割

[写真=現代自動車]


昨年、グローバル自動車市場がコロナショックから抜け出し、販売増大が実現した。特に、韓国系と中国系自動車のみ市場シェアを拡大し、韓国系は米国市場の販売量増大に支えられ、昨年市場シェア7.9%を記録した。

韓国自動車産業協会は13日、世界自動車7大市場(米国、欧州、中国、インド、メキシコ、ブラジル、ロシア)と政策動向を調査した報告書を発表した。報告書によると、昨年、世界7大自動車市場は前年比販売が4.4%増えた。上半期は前年同期比30.6%と大幅な増加となったが、下半期はコロナ変異ウイルスの拡散と車両用半導体需給難の深刻化で前年同期比13.6%低下した。

市場別にインド(26.7%)、中国(6.5%)、メキシコ(6.3%)、ロシア(4.3%)、米国(3.1%)、ブラジル(1.2%)の順で販売拡大となり、欧州は唯一1.5%減少した。ただ、全般的な販売量拡大にもかかわらず、全体規模はコロナ以前の2019年より10.5%低い水準だ。2019年水準を超えたのはインドと中国で、インドは2019年296万台から昨年308万台を、中国は2019年2144万台から昨年2148万台を記録した。

自動車の国籍別市場シェアは韓国系と中国系は増加傾向を、日系は前年水準維持、欧州系と米国系は減少傾向を見せた。中国系は欧州の電気自動車補助金活用による電気動力車の輸出とロシア、メキシコ、ブラジルに対する低価格車の輸出拡大が目立ち、前年比販売量が24.7%増加した。シェアは20年15.2%から昨年18.2%だ。

日系は米国でトヨタがGMを抜いて初めて販売量1位に上がり、欧州でも欧州系(68.8%)に次いでシェア2位(11.1%)に上がった。しかし、中国の販売不振に前年並みの市場シェア(25.6%)だ。

韓国系は米国と欧州の販売拡大で、市場シェアが前年の7.5%から7.9%に上昇した。米国販売量が21.6%大幅に増加し、欧州では1.5%小幅上昇した。中・大型SUVと電気自動車など高付加価値車両の販売拡大から輸出戦略車種の出庫増加が肯定的な影響を及ぼした。しかし、自国ブランドへの支持が強い中国では販売量が25%下落し、4年連続下落傾向を続けた。昨年、韓国系の中国市場シェアは2.4%だった。

米国系は本土で販売量が減ったことや欧州市場でフォードの構造調整などが影響し、市場シェアが小幅下落した。欧州系も欧州と中国の2大主力市場で販売不振が目立ち、やや低迷した実績を見せた。

一方、世界各国は今年から電気自動車補助金に対する段階的縮小計画を発表した。中国は今年、電気自動車補助金を前年比30%削減し、来年から補助金を廃止する予定だ。ドイツは来年から電気モード走行距離の最小80キロ以上の車両のみ補助金を支給する計画であり、フランスと英国は1台当たりの補助金上限額を縮小する方針だ。
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