ウクライナ事態にも2月の輸出「過去最高」・・・貿易収支は黒字へ

[写真=聯合ニュース]


先月、韓国の輸出額が2月基準で過去最高値を記録した。貿易収支は3ヵ月ぶりに黒字に転じた。

関税庁が15日に発表した「2022年2月の輸出入現況」によると、先月の輸出額は539億ドル(約67兆300億ウォン)を記録し、前年比20.6%増えた。12ヵ月連続500億ドル(約62兆1800億ウォン)突破であり、2月基準では最大規模だ。1~2月の累計輸出額は1093億ドル(約135兆8900億ウォン)で、やはり過去最高を記録した。

輸入は25.2%増加した531億ドル(約66兆200億ウォン)と集計された。輸出重量は3.6%増加し、18年8月以後42ヵ月ぶりに5ヵ月連続増加した。

貿易収支は8億ドル(約9900億ウォン)だった。これで、昨年12月と1月の赤字だった貿易収支は3ヵ月ぶりに黒字に転じた。

半導体の輸出額は105億5800万ドル(約13兆1300億ウォン)で、1年前より23.4%増えた。20ヵ月連続の上昇傾向を示しており、10ヵ月連続の100億ドル(約12兆4000億ウォン)突破でもある。

石油製品(65.6%)も12ヵ月連続で増加した。乗用車(8.7%)と船舶(17.5%)、家電製品(85.1%)なども成長した。一方、自動車部品(-0.5%)や無線通信機器(-9.8%)などは1年前より輸出額が減少した。

国別には中国向け輸出(16.1%)が16ヵ月連続して増加した。米国(20.9%)と欧州連合(EU・8.6%)は18カ月連続上昇した。先月24日、ロシアのウクライナ侵攻にもかかわらず、ロシア・ウクライナをはじめとする独立国家連合(CIS)の2月の輸出額は45.2%伸びた。

エネルギー価格の高騰を受け、原油の輸入額が1年前より63.3%、ガスは13.0%、石炭は171.7%それぞれ増えた。メモリー半導体(57.4%)や乗用車(30.8%)の輸入も伸びた。一方、製造用装備(-23.5%)とゴールド(-41.2%)などは輸入額が減った。

中東(53.2%)をはじめ、中国(15.2%)とベトナム(22.5%)、米国(3.4%)、EU(20.3%)地域からの輸入額がいずれも増加し、CIS地域輸入も95.8%増えた。
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